熊本県議会 本会議で城下広作の会議録

1.小野副知事の県政運営に対する考えについて

(1)県政運営、エネルギー政策、道州制、五木村振興等

◆(城下広作君) 午後からは私1人でございますので、よろしくお願いいたします。公明党の城下広作でございます。(発言する者あり)議場から黄色いネクタイの支持もありましたけれども、このようなネクタイで頑張らせていただきます。
 まず初めに、去る7月12日未明の豪雨で、阿蘇地方では23名の方がお亡くなりになり、今なお2名の方が行方不明のままで、さらには白川流域の大津町、菊陽町、そして熊本市の白川流域、その中でも特に龍田陳内地域では、白川の増水で住宅の倒壊や2階に達するほどの大水害を受けました。改めまして亡くなられた方々の御冥福を心よりお祈り申し上げますとともに、行方不明の方の一日も早い発見、また、被災に遭われた方々に心からお見舞いを申し上げたいと思います。
 本日の質問は、真ん中のほうで防災・減災対策の取り組みを質問させていただきたいと思います。いつ起こるかわからない災害、まさに県民の安心、安全を守るために、執行部の皆様は、しっかりとそのことを守るという決意で、また答弁をよろしくお願いしたいというふうに思っております。
 その災害の質問の前でございますけれども、きょうは、小野副知事に、最初に県政運営に関する質問をしたいというふうに思います。
 6月県議会質問最終日の6月20日、蒲島知事の強い要請で、小野新副知事が誕生しました。全国最年少の副知事誕生には、少なからずとも不安視する声はあちらこちらから聞き漏れてきました。例えば、県政に携わる期間が短いのに、いきなり副知事で大丈夫か、側近政治そのものではないか、国とのパイプが弱体化するのではないか、また、若い人材起用で県職員の士気が下がるのではないかなど、議会質問でも取り沙汰されました。
 このような不安視する声に、蒲島知事は、小野副知事を起用した理由を、すぐれた判断力と洞察力がある、熊本に対する情熱と愛情がある、スピード感を持って物事に取り組める、また、将来を担う世代として、政策決定や構造改革に取り組み、若い人の声を代弁できると述べられました。知事が掲げる幸せ実感くまもと4カ年戦略の実現に欠かせない人材と太鼓判を押されました。
 そして、2名体制の副知事の役割も明確にし、村田副知事には全部局の統括担当として、小野副知事には、エネルギー政策、五木村振興、フードバレー構想を初めとする県南振興、道州制問題と州都構想づくりなどの特命事項を担わせると蒲島知事は明言されました。
 そして、小野副知事は、6月定例会閉会日、副知事就任の挨拶で「甚だ若輩者ではございますが、御懸念、御心配をいただいた点に十分配慮しつつ、みずからがなすべきことは何かを問い続けながら、蒲島知事を支えてまいりたいと思います。熊本を日本で最も幸せを感じることのできる場所にするため、誠意と魂のこもった仕事をしていく所存です。」と挨拶されました。
 少し緊張した面持ちで、逆境の中にこそ自分自身の働き場所があると自分自身に言い聞かせるような挨拶ではなかったかと私は受けとめました。また、蒲島知事の教えが伝授されているなと感じました。
 あれから3カ月がたちました。その間、7月12日の大雨洪水による被害の復旧対策、広西壮族自治区との40周年記念友好訪問、県の諸行事等、大変多忙だったと御推察いたします。
 そこで、第1点目の質問ですが、小野副知事は、1期目の蒲島県政誕生から、政策参与として大きく県政にかかわってきたと思います。恐らく蒲島知事の政策の中には、小野副知事と時間をかけ二人三脚でつくり上げたものもあるでしょうし、また、知事の意向を、ただひたすら実現に向けて徹して支えた施策もあると思います。今副知事の立場になられて、政策参与でのときと副知事になった今とでは、県政運営のかかわり方に何か変化はあったのでしょうか、お伺いいたします。
 第2点目の質問ですが、小野副知事には、特命事項として、県政にかかわる重要課題を蒲島知事は託されました。
 そこで、まず初めに、エネルギー政策について伺いますが、国は、原子力発電の存続、廃止の将来の方向性を模索している中、CO2の削減に絡む化石燃料の依存を悩みながらの火力発電の強化、自然に対する負荷が少ない風力や地熱発電など推進しようとしていますが、今回発表した熊本県総合エネルギー計画、案ですけれども、これについて、本県の目指すエネルギー政策は、国の目指すエネルギー政策との関係性をどのように捉えようとしているのか、お伺いいたします。
 次に、第3点目の質問ですが、道州制問題も、大阪都構想などと連動し、一気に注目され始め、各政党も、今後の政策の重要な柱に位置づけようとしていますが、早くから道州制導入を唱えている蒲島知事の先見性がクローズアップされると思いますが、いざ現実に直視すれば、全国の状況を見ますと、前向きな知事がたくさんいるような気配はありませんし、国民の関心もそう高いと言えないようです。
 やはりこの問題は、政治家だけが論じるのではなく、国民が道州制のメリット、デメリットを理解し、関心を持たなければ議論は進まないと思います。恐らく九州も似たような状況にあり、もちろん本県も同じだと思います。蒲島知事は、返す返す道州制問題は語り続けることが大事と言われていますが、道州制導入の必要性と推進策について、副知事の考えをお尋ねします。
 次に、第4点目の質問ですが、五木村振興策についてお伺いします。
 先般、副知事は、五木村の銀杏橋で、体を張ってバンジージャンプに挑戦され、見事になし遂げられました。聞くところによれば、村長の強い要請があったとか。ただ、この体を張った行為は、五木村の人々に好感を持たれたのではないかと思います。また、政策参与時代から頻繁に五木村によく通っておられるとお聞きしますし、副知事の五木村に対する思い入れは強いと感じます。
 そこで、副知事の思い描く五木村振興策のポイントは何だと思われるのか、お尋ねをします。
 余談でございますけれども、私にバンジージャンプのお願いがあっても、ゴムが伸びるかもしれませんので、即お断りします。
 以上、各質問の御見解とその他の特命事項に対しての決意を、小野副知事にお尋ねいたします。
  〔副知事小野泰輔君登壇〕